よくある質問
雨の日はどうしていますか?
子どもの状態や気温などを考慮したうえで、カッパを着て森に出かけることもあります。状況によっては公共施設などを借りて、工作や調理など室内活動もしています。
森のようちえんだと、小学生になった時についていけないのでは?
〈さくらんぼ〉の子どもたちは、友達や大人との関係を深く持つのでコミュニケーションの力が育っています。仲間と笑いあい、けんかして仲直りする経験をたっぷり味わっているので、仲間と過ごす楽しさ、楽しく過ごすために何ができるか、時には我慢が必要な事もわかっています。
不思議で美しい自然の中、少人数でゆったりした時間の流れがある森のようちえんだからこそ、興味を持った事への意欲、好奇心がしっかりと育まれます。
幼児期に育てたこのような力が小学生になっても活かされていくと私たちは考えています。はじめは環境の変化に戸惑うかもしれませんが、戸惑ってもいいと思います。 子どもはそこから学ぶ力を持っています。
好きな事ばかりしてワガママになりませんか?
好きな事を存分にできると、楽しくて意欲的になります。好きな事のために我慢が必要になることもあります。仲間と意見がぶつかって思い通りにいかない経験もします。好き勝手すると仲間に嫌がられます。仲間と楽しく過ごすにはどうしたらいいか自分で考えるようになります。
協調性はそういった経験から、大人が無理やり教え込まなくても仲間と過ごす中で身に付けていけます。ここでは、子どもたちの気持ちや関わり合いを見守ることを基本としていますが、年齢や状況を見て 必要に応じて大人が関わることもあります。
よその子を預かるのが不安です。
子どもを預かる〈保育当番〉は、2,3名以上の大人が一緒にします。
子どもたちと一緒に過ごすうちに、一人一人の個性がわかってきます。子どもたちも、いろいろな大人がいる事を知っていきます。自然の中の子どもの姿を見るのはとても面白いです。子どもの成長を喜び合い、保護者同士も家族に近い仲間になると、預かる不安が軽くなります。どの子もだんだんわが子のように感じ、預かれる気持ちになったというメンバーもいます。
「自分は保育をした経験がない」「子どもと遊ぶのが苦手」といった声も聞きますが、普段の自分なりの子育てと同じで大丈夫。歌が得意な人、料理が好きな人、パソコン仕事ができる人、気配りのできる人、明るいムードが作れる人などなど、大人もいろいろです。大人も無理せずそれぞれの持ち味を活かして関わるからこそ、共同保育が成り立っています。一人で全部できなくて当然。補い合う、支えあうのは、迷惑をかける事ではありません。仲間と子育てしましょう!
赤ちゃんがいるので保育当番に入れなくてもいいの?
私たちと一緒に子育てがしたいという気持ちがあるなら、一度ご相談ください。
妊娠している、赤ちゃんがいる、持病があるなどの事情で当番に入れない期間もあるかもしれません。
そのときのメンバー構成などの状況もふまえながら、どうやったらベストの形で活動していけるのか一緒に考えていきましょう。
私たちの活動に賛同する気持ちがあれば仲間です。もしなかなか当番ができずにもどかしく感じたとしても、当番以外にできることもあるし、いつか自分に余裕ができた時に助けが必要な人に力を貸せたらいいと思います。メンバーで相談しながら、できる人が、できる時に、できる事をしていきましょう。自分にできる事は必ず何かあります。